石川さゆり 津軽海峡・冬景色

石川さゆり 津軽海峡・冬景色

上野発の夜行列車 降りた時から 青森駅は雪の中…

 

津軽海峡・冬景色」は、1976年11月に発売され、まだ十代だった 石川さゆりの 一生歌うことのできる 代表曲となりました。

 

作詞は阿久悠、作曲は三木たかし

 

 

 

 

上野発の夜行列車 降りた時から

 

青森駅は 雪の中

 

北へ帰る人の群れは 誰も無口で

 

海鳴りだけを きいている

 

私もひとり 連絡船に乗り

 

こごえそうな かもめ見つめ

 

泣いていました

 

ああ 津軽海峡冬景色…

 

 

黛ジュンの実兄である作曲の三木たかしは、泉アキ「恋はハートで」、森山良子「禁じられた恋」、あべ静江「みずいろの手紙」、西川峰子「あなたにあげる」、西城秀樹「君よ抱かれて熱くなれ」といった ポップスから演歌までを作り、ヒットさせています。

 

 

  

 

 

さて、「津軽海峡・冬景色」ですが、二番の歌詞は このようにして はじまっています。

 

「ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと…」

 

連絡船の中から 外を見る風景というのは どういうものでしょうか。

 

雪が降っています。 空には雲が分厚く覆っています。

 

人の息で白く曇った窓ガラスを おそらく手袋をはめたまま拭き 遠くの竜飛岬を ただぼんやりと 見つめている。 景色は はっきりと見えないだろうと思います。

 

晴れていれば爽快な風景も、雪の中では灰色の風景。 見つめている女の心も晴れないどころか 沈むばかりです。

 

「北のはずれ」という言葉も どこか 孤独な感じが漂ってきます。

 

 

 

 

青森港には 「津軽海峡・冬景色」の立派な石碑が建てられています。

 

青森港に石碑が作られた その1年後には、竜飛岬にも 「津軽海峡・冬景色」の立派な石碑が建てられました。

 

竜飛の三厩(みんまや)村の村長が 「石碑を作りたい」 と作詞の阿久悠に話を持ちかけ、作られたそうです。 その石碑は、一番の歌詞は小さいのですが、二番の「ごらんあれが 竜飛岬 北のはずれと…」から ボンと大きくなり、存在感のあるものになっています。

 

 

ちなみに、この歌のタイトルには「・(なかぐろ)」がついています。 阿久悠本人が入れたのですが、本人もなぜ入れたのかは覚えていないとのこと。 後に、「・」は不要だろう と言っているのですが、タイトルには現在も 「・」がつけられたままとなっています。

 

 

 

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